EXHIBITION
GALLERY 04街区
柴山水咲 個展「書かれていないこと」
神戸を拠点に活動する柴山水咲の個展を開催します。
言葉は道しるべ。
頭と目と手を調節するもの。
放り投げた石。
絵という舞台から一度降りるためのもの。
感想。
私への問い。
絵にとってではなく、私にとって必要なもの。
「書かれていないこと」という言葉は、小さな絵を描いている最中に浮かんだ言葉です。
その言葉自体は、展覧会のすべてを背負うには少し物足りないかもしれませんが、描くことと書くことの関係に気づくためのメモとして、本展の題名にしました。
CV
柴山水咲 Misaki Shibayama
時間とともに移ろいゆくものをテーマに、絵画的なアプローチを軸として平面や、ガラスを使った立体、言葉の作品を制作。絵画においては近年、食品や薬品と画材を併用し、時間の経過によって色彩が変化するシリーズ「流れる色」を展開する。
有限の時間を生きる人間の目線で、繰り返すものと二度と現れないものを見つめている。
1988年 滋賀県生まれ
2011年 京都造形芸術大学 美術工芸学科 洋画コース 卒業
2013年 京都造形芸術大学大学院 修士課程 芸術表現専攻 修了
プロジェクト
2013年~2015年度、2019年度 C.A.P. KOBE STUDIO Y3 スタジオアーティスト
2019年~破墨プロジェクトメンバー
主なグループ展
2014年「KUAD graduaters under 30 selected」(京都造形芸術大学ギャルリ・オーブ 京都)《大原美術館・柳沢秀行賞》
2016年「六甲ミーツ・アート芸術散歩 2016」(六甲山上各施設/六甲オルゴールミュージアム 神戸)
2017年「Letters」手紙交換プロジェクト(Gängeviertel ハンブルク、KOBE STUDIO Y3 神戸)
2020年、2021年「六甲ミーツ・アート芸術散歩 2020/2021」C.A.P.によるプロジェクト展示(旧六甲スカイヴィラ迎賓館 神戸)
2021年「Art Live Kobe」(ANAクラウンプラザホテル神戸 神戸)
2021年、2022年「Any Kobe with Arts」(北野町、旧居留地エリア 神戸)
主な個展
2012年「いつか湖になる」(尾賀商店倉庫ギャラリー 滋賀)
2012年「光る衣」、2014年「人の鏡」(アートスペース虹 京都)
2015~2020年、2022年 個展開催(トアロード画廊 神戸)
2022年「満天の言葉たち」(二宮カフェ 神戸)
2023年 5月「うつりゆくいろ 柴山水咲 —絵画と立体の作品展—」(兵庫県立舞子公園内 旧木下家住宅 神戸)